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失敗しない霊園の選び方|押さえておきたいポイントや注意点を解説

国内には、約86万ヶ所の墓地・霊園が存在します。この膨大な数のなかからお墓を建てる場所を選ぶことに対して、途方に暮れているかもしれません。

この記事では、後悔しないための霊園の選び方を詳しく解説します。大きく4つのポイントに分けており、霊園選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

霊園の選び方1)民営・公営霊園の違いを理解する

まず、霊園選びの際に把握しておきたいのが民営と公営の違いです。同じ霊園でも、運営主体によって特徴も異なります。それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

民営霊園のメリット・デメリット

民営霊園とは、宗教法人や公益法人が運営・管理する墓所のことです。宗旨・宗派など申し込む際の資格はなく、自由度が高い霊園といえます。

民営霊園のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 利用にあたっての資格はない
  • 霊園内の管理が行き届いている
  • 施設が充実していて近代的
  • お墓のデザインを比較的自由に選べる

デメリット

  • 公営霊園と比べて料金は割高
  • 指定石材店制度を設けている
  • 人気区画はすぐに売り切れてしまう

多くの民営霊園では、指定石材店制度を設けています。決められた石材店でしか墓石工事ができないため、希望する石材店がある場合は公営霊園も検討しましょう。

公営霊園のメリット・デメリット

公営霊園とは、市町村などの自治体が運営・管理する墓所のことです。宗旨・宗教に制限はありませんが、公募抽選で当選しないと利用できません。

公営霊園のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 墓地代や年間管理費は比較的安い
  • 自治体運営で突然潰れる心配がない
  • 宗旨や宗教などの制限がない

デメリット

  • 募集時期は不定期で公募抽選
  • 墓所の区画は自分で決められない
  • 居住年数や遺骨の状態などの応募資格がある

民営霊園より安くお墓を建てられる一方で、墓所の区画を自分で決められません。また、毎年かなり高い倍率で、人気の霊園では倍率が10倍を超えることもあります。

霊園の選び方2)立地はお墓参りが大変でないか

どの場所にお墓を建てるかは重要です。思い出の場所を希望する方も少なくありませんが、頻繁にお墓参りをしても大変でないかを考慮する必要があります。健康なときは問題なくても、足腰が弱まった場合のお墓参りは大変です。

霊園の立地選びとして、以下のポイントを意識するとよいでしょう。

  • 交通アクセスのよさ(路線や乗換回数)
  • 最寄駅からどのくらいかかるのか
  • 徒歩で行く場合の道路状況
  • 車での所要時間
  • 駐車場の有無や駐車可能台数

霊園の選び方3)設備や環境は整っているか

墓所➀
墓所➀

霊園がどのような環境にあるのか、設備は整っているのかも確認しましょう。たとえば、霊園内にトイレや休憩所はどのくらい設置されているのかなどです。とくに、お盆時期のお墓参りは混雑しており、水道設備の数なども重要なポイントといえます。

また、坂道や階段が多いと車いすでのお墓参りが大変です。当然、高齢になれば長い距離を歩くのは辛く感じやすくなるため、実際の参道がどうなっているのか確認しましょう。バリアフリー設計がされていると、お墓参りがしやすくなります。

霊園の選び方4)お墓を建てる費用はどのくらいか

金額を伝える女性

霊園でお墓を建てる際に、どのくらいの費用がかかるのかは気になるところでしょう。お墓を建てるときにかかるおもな費用項目は以下のとおりです。

  • 永代使用料
  • 年間管理料
  • 墓石代

永代使用料と年間管理料は霊園に支払うもので、墓地の面積や立地などで異なります。これらの費用を安く抑えたい場合は、自治体が運営・管理する公営霊園がおすすめです。後悔しないためにも、料金だけで判断せず、さまざまな条件を踏まえて検討しましょう。

まとめ

一度建てたお墓は、簡単に建て直すことはできません。改葬する場合は膨大な費用がかかるため、どの霊園にお墓を建てるのかは慎重におこないましょう。

費用の安さだけでなく、さまざまな条件を踏まえて検討することが大切です。たくさんの選択肢があり迷うこともあるかもしれませんが、焦らずに考えてみてください。

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代表松本

松本 昇

墓石販売・霊園開発コンサル企業・霊園管理事務所所長・寺院職員・老舗石材店と、墓石業界で17年の経験を培いながら、現在は大地石材の代表取締役を務めております。お墓に関するお困りごとを抱える1人でも多くの方のお役に立つ情報をご提供すべく、千葉県を活動拠点として取り組んでまいります。

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