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お墓の引っ越しにかかる費用は?必要な手続きと遺骨の扱い方

墓地②

後継ぎがいない、実家の墓地が遠くなかなかお参りに行けないなど、さまざまな事情でお墓の引っ越しを考える人も多いでしょう。

しかし遺骨を取り出すことに心理的な抵抗があったり、費用負担や手続きの面でわからないことが多く、なかなか踏み出せないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、お墓の引っ越しの費用や必要な手続き、おまかせできる便利なお墓の引っ越しサービスまで解説します。

お墓の引っ越し費用はいくらかかる?

お墓の引っ越し費用には、大きく分けて現在のお墓を撤去するための費用と、移転先に新しくお墓を立てるための費用の2種類があります。

現在のお墓を撤去する際には、撤去費用に加えて更地に戻すための区画整備費用や遺骨の取り出し費用も必要です。また、お布施に加え檀家であった場合は離檀料を請求されることもあります。

移転先では新しいお墓の墓石代とその設置費用、永代使用料などがかかります。こちらでもお布施を納める必要がありますし、移転先が寺院の場合は入檀料がかかることもあるので注意が必要です。

その他に事務手数料や墓石の運搬料、移転先での埋葬料などさまざまな費用が発生します。これらの費用を合計すると、200万円~250万円程度が相場です。

お墓の引っ越しの必要な手続き

戒名は必ず必要か?

お墓の引っ越しをおこなうには行政の許可が必要です。ここではその許可を得るための手続きを紹介します。

まずは移転先の確保です。希望条件に合った墓地が見つかったら永代使用契約を結び、管理者に「墓地使用許可証」と「受入許可証」を発行してもらいます。

これで、移転先を確保できたことが証明できます。また、移転元の管理者からは「埋葬証明書」を発行してもらいましょう。

書類が揃ったら役所に行って「改葬許可申請書」の用紙をもらい、必要事項を記入します。これには移転元の管理者の記入・押印も必要です。

申請書ができたら墓地使用許可証、受入証明書、それに埋葬証明書を添付して役所に提出しましょう。申請が通ると「改葬許可証」が発行され、これでお墓の引っ越しができるようになります。

お墓から樹木葬に引っ越す場合

霊園

お墓の引っ越し先として「樹木葬」を考える人も多いでしょう。樹木葬はシンボルツリーと呼ばれる樹木を墓石の代わりにしたものです。

一般的なお墓と比べると、墓石が不要でその分必要とするスペースも少なくて済み、トータルで費用が安価なのが特徴です。

多くの場合永代供養となっているので後継ぎのいない人でも安心ですし、宗教・宗派も問わないところが多くなっています。

樹木葬への引っ越しも、手続きとしては通常のお墓への引っ越しと同じく移転元・移転先から必要書類をもらって役所に行き、申請をして改葬許可証を発行してもらうことになります。

なお、樹木葬には里山型と公園型、個別型と合祀型等さまざまな種類があるので、あとで後悔のないよう事前によく確認しておくことが重要です。

お墓の引っ越しをおまかせできるサービスはある?

業者

実際にお墓の引っ越しをおこなうとなると、手続きが煩雑で知らないことも多くどこから手を付けたらいいかわからない、という人も少なくないでしょう。そんなときに便利なのがお墓の引っ越しおまかせサービスです。

このサービスでは移転先の確保や移転元管理者に対する移転の申し入れ、行政手続きに遺骨の搬送・埋葬、そして移転元の撤去・整地作業まで、お墓の引っ越しに含まれるすべての作業や手続きを丸ごと引き受けてくれます。

魂抜き・魂入れや開眼供養といった儀式まで含んでいるところもあり、お布施や心付けといった諸費用も一式となっていて細かな気遣いは一切不要です。専門業者が行っているので知識・ノウハウが豊富で安心して任せられますし、料金体系も明確になっているところが多いです。

まとめ

お墓の引っ越しを自分でおこなう場合は、大切な遺骨を扱うものでもあり、しっかりとした情報収集が必要です。

難しいと感じる場合は専門業者のおまかせサービスを利用するのも一つの方法でしょう。面倒な手続きもすべて代行してくれますし、費用もわかりやすく示してもらえるので安心です。

それぞれの業者に特徴があるので、利用する際はいくつか比較して検討するとよいでしょう。

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代表松本

松本 昇

墓石販売・霊園開発コンサル企業・霊園管理事務所所長・寺院職員・老舗石材店と、墓石業界で17年の経験を培いながら、現在は大地石材の代表取締役を務めております。お墓に関するお困りごとを抱える1人でも多くの方のお役に立つ情報をご提供すべく、千葉県を活動拠点として取り組んでまいります。

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