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お墓参りのマナーに決まりはない?基本の作法を伝えます

お墓参り

お墓参りの正しいマナーをご存知でしょうか?

お供物として何を持っていくべきなのか、適切な時間は何時なのか、知らないことが多く、悩むこともあるかもしれません。

この記事では、お墓参りのマナーや作法についてご紹介します。

お墓参りの基本的な作法

お墓参りのやり方に、こうでなければいけないという正解はありません。

まず、墓地や霊園に到着したら、まずは手を洗い清め、墓石にかけるための水、掃除をするための水を手桶に汲みましょう。

手桶やひしゃくは墓地、霊園で借りることができますので、管理事務所を尋ねてみてください。

お墓の前に着いたら一礼し、お墓や周辺の掃除を始めましょう。お墓がキレイになったら、水鉢に水を入れ、花立てに新しい花を供えます。

その後、故人が大好きだった食べ物や飲み物などを供えて、ろうそくに火を灯し、線香に火をつけしょう。

線香を立てたら、故人に感謝の気持ちを込めて合掌をし、お供えした食べ物や飲み物は自宅に帰えりましょう。

お墓参りのお供え物にもマナーはある

お墓参りの豆知識

お墓参りのお供え物は五供が基本です。五供とは「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」のことを指しています。

それぞれ詳しくみていきましょう。

香は身と心を清らかにするためにお供えします。線香の火は息を吹きかけて消すのではなく、手で仰いで消すのがマナーとされています。

花をお供えすることは、ご先祖様に感謝の気持ちを表す意味でも大切なことです。棘のある花や毒性のある花は仏花としては不向きとされているため、注意しましょう。

灯燭

灯燭(とうしょく)とは、ろうそくに火を灯すことを指します。大きなお墓や墓地には石灯籠が置いてあることが多く、これが故人のいる場所や道を照らすとされています。

ろうそくの火は線香同様、口で吹き消さずに手で仰いで消すのがマナーです。

浄水

水はただ仏様にお供えするだけではなく「心を清める」という意味も込められているのです。

またお墓には「水鉢」と呼ばれるものが付いていて、この水鉢に水を張ることで水鏡となり、ご先祖様の姿を映すともされています。

水鉢の意味合いは宗派や地域によって、異なる場合がありますので、お墓参りをする際はお世話になっているお寺などに確認するとよいでしょう。

飲食

飲食(おんじき)とは、仏前にご飯を供えることです。お墓参りに行くとよくお菓子、果物、お酒、ジュースなどがお供えされていますが、あのような形で問題はありません。

ときどきお酒やジュースを墓石に直接かける人を見かけますが、墓石が傷む原因にもなりますので控えましょう。

お墓参りの時間に決まりはあるのか

お墓参りはお盆やお彼岸、故人の命日などに行くのが一般的です。

お墓参りに行く時間は、以前は午前中が常識とされていましたが、最近ではそれほど神経質に考えなくても良いといわれています。

ただ、夜は現実的に掃除やお供えが暗くてしにくいという理由もありますので、夜にお墓参りに行くのは控えましょう。

お墓参りの際の服装に決まりはある?

墓じまい後の遺骨の供養方法

普段のお墓参りでは特に服装の決まりはなく、普段着でも問題がないのです。

友人のお墓参りや彼氏の実家のお墓参りなど、さまざまなケースもあると思いますが、基本的には服装の決まりはありませんが、派手な服装や露出の多い服装は控えたほうがよいでしょう。

友人や恋人とのお墓参りのあとは、食事に行くこともあると思いますので、派手な服装でなければ問題ないでしょう。

まとめ

お墓参りのマナーや作法についてお伝えしました。お墓参りのやり方に、こうでなければいけないという正解はありません。

お墓参りのお供え物は「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」の五供が基本です。

お盆やお彼岸、故人の命日などに行くのが一般的で、特に服装の決まりはありませんが派手な服装や露出の多い服装は控えましょう。

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代表松本

松本 昇

墓石販売・霊園開発コンサル企業・霊園管理事務所所長・寺院職員・老舗石材店と、墓石業界で17年の経験を培いながら、現在は大地石材の代表取締役を務めております。お墓に関するお困りごとを抱える1人でも多くの方のお役に立つ情報をご提供すべく、千葉県を活動拠点として取り組んでまいります。

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