品質は何によって評価されるのか、まず産地、吸水率、圧縮強度、色、見かけ比重、このあたりで品質は変わってきます。
大事なことはそのお選びになられる気になっている石材が、現地の方で実際に5年後、10年後、20年後、30年後、どういう経年劣化をしているのかどうか、この石がどういう風に変わっているのかということを見る必要があると思います。
同じ石であっても石目は大分変わります。これは仕方がないことです。
どこの石屋さんでもそうなんですけれども、裏の山と表の山でどうしても違いますし、深さによっても石の目は変わってきますので、このあたりは仕方がないことなんですけれども、一番見る基準は経年の劣化の仕方とか給水率、水を吸うと色もやっぱり変わってますね。
特に分かりやすいのは白だったりとかピンクだったり、グレーだったり、このあたりは見た目ですぐ分かりますので、どういうふうになってるのかということを把握してお墓を建てる、検討の材料として必要になります。
どの石でも水は吸います。石の目が細かくて金額も高いんですけれども、黒っぽ石とかちょっと黒系のグリーンの石って最近よく皆さんがおやりになられるんですけど、水は実際に吸ってますね。
ただちゃんとはけるかどうかと給水率ですよね。その辺がどうなのかということを、ちゃんと石材店の方、もしくは当社の方に実際の現地を見ながらご説明を聞くのが一番よろしいかと思います。