お客様のご家族に寄り添い、お客様のご家族と共に創り上げる

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千葉市在住のお客様からのご依頼

「近畿地方のお墓を閉眼供養(墓じまい)して、自宅近くにお骨を移し、開眼供養(新しくお墓を建てた際に仏様の魂を入れ込む供養)したい」とのご依頼を受けたのは、かれこれ2年前の事となります。

まずは、ご自宅にお伺いして、その後も打合せを重ね、閉眼供養までの段取りのお手伝いから、新しい霊園選び、墓地(公営霊園)の抽選、設計、設置、開眼供養、納骨、法要までの流れを一緒に行ってまいりました。

法要が行われた際、僧侶からの説法が印象的でしたので一部をご紹介いたします。
《一部抜粋》
今の自分は、どのくらいのご先祖様たちの上に立っているか考えたことはありますか? 私たちの先祖を辿って行くと、両親がいて(2人)、さらにそのまた上に祖父母(4人)がいて、曽祖父母(8人)がいて、その上が16人、32人と増えていき10代前までゆくと1000人を越えていきます。私たちは脈々と受け継がれたご先祖の流れの上に、今の命があるのです。一度立ち止まりそのような事を見つめ直し、感謝し、限りある命を精一杯生きて次へと受け継いでいきましょう。

どうでしょう?みなさんはどのように感じましたか?
今回ご依頼いただいた新しいお墓は千葉市市営平和公園に決まり、無事全てが滞りなく終了し、この記事を書いています。

さて、参考までに、大地石材として今回のお仕事は
・墓地の場所の選定及びご提案
・市営霊園お申し込みの補助
・ご予算に応じた石材の種類及び形状のご提案
・改葬手続きの流れ及び補佐
・御納骨及びお立合い
・今後のアフターフォロー
などをサポートさせていただきました。

その他にもお墓に関するお仕事はなんでもご相談いただければと思います。
(お墓に関係しないご相談でもダメもとでお伺い頂いてもよいですよ 笑)

【梅雨の間の施工】

市原市内の森の中にある墓地で、「墓石が傾いてしまい梅雨に入る前というよりかは倒れる前に直して欲しい」とお客様から依頼が有りました。
まずは現地調査に伺ったのですが道が狭くとても機械を入れる事は出来ません。
一輪車が何とか入るくらいの場所でしたが、当社は問題なく施工できます。石が傾くという事はほぼ基礎工事から直す事が多いです。墓石が倒れてからでは余計に費用が掛かってしまうので今回は特に心配されておりましが間に合って本当に良かったです。
久々に時間に追われ急ぎのハードなお仕事でしたので筋肉痛が・・・(笑)


千葉市営平和公園墓地で新規墓石施工工事で来ておりますが桜が満開でした。


お客様の理想に近づける様にカラーのCAD図面を無料で作成致します。お気軽にご要望下さい

こんにちは!
四街道市営霊園の返還墓地使用者の募集が終わりましたね。お申し込みされた皆様には市の方から申込者全員に郵送で結果をお知らせしています。また、11月13日(水曜)に市ホームページへ掲載されるのでチェックしてくださいね。抽選が仮に通っていた場合には当社にすぐにご相談ください。そこからの流れも含めすべてお手伝いさせていただきます!


桜木霊園は、昭和14年に開園し、千葉市内でも最も古い施設の一つです。園内には、霊堂(納骨堂)や合葬式墓地などのさまざまな形式の墓地を有しており木々に囲まれた自然豊かな公園です。
「当選」した方は、資格審査期間内に下記の必要書類を持参し、審査を受ける必要があります。
審査を受けない場合は、区画の抽選(11月12日(火))及び使用許可を受けることができません。
1 日時及び場所
期 間:2019年10月上旬(当選の通知を受けた日)~ 2019年10月31日(木)
午前9時から午後5時
場 所:桜木霊園管理事務所
※ 不足書類がある場合は、取り寄せに日数がかかる場合がありますので、余裕をもっ
て資格審査を受けてください。
不足書類提出期間:11月1日(金)~ 11月11日(月) 午前9時~午後5時
場 所:桜木霊園管理事務所
2 資格審査に持参するもの
・抽選結果通知書(電子申請は、抽選結果のメール本文を印刷したもの)
・一般墓地使用許可申請の手続きを委任する旨を記載した委任状
( 申請者以外の方が来所される場合に限る。本人確認書類として運転免許証や健康保険被
保険者証を持参)
3 提出する書類
(1) 一般墓地使用許可申請書(来所時、窓口で配布します。)
(2) 誓約書(このしおりの11頁をコピーし、記入の上持参)
(3) 焼骨に関する証明書等

当社の代表があさひふれんど千葉の「人&ライフ」のコーナーで取り上げられました。これからも地域の皆様のために、従業員一同、精一杯精進してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。


明日からいよいよスタート!市営霊園のお申込みは早い者勝ちです。大地石材ではお申し込みから使用開始までを丁寧にサポートさせていただきます。詳しいご案内もさせていただいておりますのでお気軽にお問合せください。
TEL:0120-148-389


五井駅から車で15分の法光寺墓苑内に新区画「いちはら自然霊園」がOPEN!!限定20区画のみのご案内になりますので、お早目にお問い合わせくださいませ!宗旨宗派不問で、バリアフリー設計なので、どなたでも安心して埋葬・お参りすることができます。1区画21.6万円からの販売は今だけ。お問い合わせは指定石材店の株式会社大地石材まで⇒0120-1483-89

永代供養の費用相場は?メリット・デメリットも含めて紹介

核家族化や少子化が進む中、管理する人がいない、お墓が遠くてなかなか行けないなどお墓の維持管理に悩む人は少なくありません。そんな中で注目されているのが永代供養です。

しかし永代供養とはいったいどういうものなのか、費用はどのくらいかかるのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、永代供養の費用やメリット・デメリットについて解説します。

永代供養とは?種類についても解説

墓地が遠くてお墓参りに行くのが困難、あるいは子孫がなく墓守をする人がいない等、お墓に関する悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。こうした悩みを解消してくれるのが永代供養です。

永代供養では、遺骨の管理や供養をすべて寺院や霊園が行います。そのため子供や親族のいない方でも安心ですし、墓地が遠い場合でも出かけていく負担はなくなります。

永代供養には、いくつかの種類があります。

合祀墓

永代供養の中で最も多いのはこの合祀墓(共同墓・合葬墓)と呼ばれるタイプです。お墓は一人一人ではなく合祀、つまりまとめて一つのお墓に納められています。

個別安置型

通常のお墓と同じように、一人一人に墓石が設けられているものです。

集合安置型(納骨塔型)

モニュメントを建てて中にたくさんの区画を設け、それぞれに一つ一つの骨壺を納めるタイプです。

ロッカー型

ロッカーの中に個別に遺骨を納めるもので、屋内施設となっています。

霊廟型

こちらも屋内施設ですが、仏壇を置くことができます。個別安置型の屋内タイプと考えるとわかりやすいでしょう。”

永代供養の費用相場

永代供養の費用はタイプによって様々で、おおむね5万円から150万円程度と幅広いです。大まかな傾向としては専有スペースが広いほど高いので、高額な順に個別墓・集合墓・合祀墓となります。個別墓の場合は墓石代もプラスになるので、墓石の価格によっても違ってきます。

永代供養料を含む費用相場は、個別墓が50万円~150万円、集合墓が20万円~60万円、合祀墓が5万円~30万円です。合祀墓は個別の納骨スペースが不要なため、永代供養料のみとなっています。

永代供養のメリット・デメリットとは

安穏浄苑:永代供養墓
安穏浄苑:永代供養墓

永代供養のメリット

永代供養の最大のメリットは、お墓の維持管理の手間がないということです。お墓は定期的に訪れて草取りなどの手入れをしないとたちまち荒れ果ててしまいますが、そうした手入れは寺院や霊園の管理者が行います。

お墓が遠い場所にあるので行くのが大変な人、また忙しく時間が取れない人にとっては大きなメリットがあるといえるでしょう。身寄りがなくお墓の面倒を見てくれる人がいないという場合でも安心です。

また、合祀墓や集合墓の場合は、一般的なお墓に比べて費用が安いというメリットもあります。

永代供養のデメリット

合祀墓の場合、お骨を一人一人別々にせず一つにまとめてしまうので、心理的に抵抗があるという人もいるかもしれません。また、お骨を取り出すことができないので、のちに分骨や改葬を行うことは不可能です。

なお、単独墓や集合墓の場合も、一定期間が過ぎると最終的には合祀という形になります。また単独墓の場合は代々受け継ぐことができず、一つのお墓に親子2代で最大6人程度までしか入ることができないので注意が必要です。

永代供養が向いている人と適切な選び方

東光寺 永代供養墓
永代供養墓

永代供養はお墓を守る人を必要としないので、子や孫などの後継ぎがいない人、あるいは子供に手間を掛けさせたくないという人に向いています。

家ごとにお墓を立てて代々引き継いでいく、というこれまでの方法とは違うシステムなので、新しいやり方に抵抗がない人、あるいは「家」にとらわれた従来の方法を好まない人にも相性の良い方法といえます。

選ぶときには料金や場所、供養や納骨の方法などをよく吟味するのがおすすめです。信頼できる施設を選ぶことも大切なので、施設の方針をよく見極め、また下見に訪れた際のスタッフの対応などもチェックしておくと良いでしょう。

複数の施設を見学し、比較してみるとそれぞれの特徴がよくわかります。

まとめ

永代供養の費用相場やメリット・デメリットについて理解できたでしょうか。永代供養は従来の供養の方法とは異なる点が多く、人によって向き不向きがあるのでしっかりと検討することが必要です。

一方で、様々なバリエーションを持つ永代供養は、従来の方式に疑問を持つ人にとっては良い選択肢を提供してくれるものともいえます。興味のある人はぜひ実際の施設を見学してみてはいかがでしょうか。

霊園と墓地の意味の違いとは?それぞれのメリットとデメリット

霊園と墓地はよく耳にする言葉ですが、この二つの違いをご存知でしょうか。じつは霊園と墓地にはお墓を建てる場所の違いのほか、それぞれにメリットやデメリットがあり、どちらを選ぶかで利便性や費用面が大きく変わります。

今回は霊園と墓地の違いについて詳しく説明すると同時に、それぞれの長所や短所について解説します。

霊園とは

霊園とは国語辞典によると「区画をきちんと立てて整えた広い共同墓地」という意味で説明されています。霊園とはこのように広大な土地を区画してお墓が建てられている場所を指し、多くの霊園では参拝者用の駐車場やトイレなどの設備が備えられています。

霊園の大きな特徴が、特定のお寺に属さないために宗派や国籍といった縛りが少ないという点です。つまり霊園は、基本的に「誰でも自由に」お墓を建てることが可能です。

霊園には、都道府県や市町村などの地方公共団体が運営する「公営霊園」と、宗教法人や公益法人といった民間の団体が運営する「民営霊園」の二種類が存在し、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

詳しくは後述しますが、霊園でお墓を建てる際にはこの二つの違いについて事前にしっかり確認しておくことが大切です。

霊園と墓地の違い

袖ケ浦市営墓地公園

霊園とよく似た言葉に「墓地」がありますが、霊園と墓地の大きな違いはお寺の敷地内にあるかどうかです。郊外の広大な敷地に作られることが多い霊園とは違い、墓地はお寺の境内にあるものを指します。

では霊園にお墓を建てる場合と、お寺の墓地にお墓を建てる場合とで、何か特別な違いがあるのでしょうか。

先ほど霊園の特徴のところで、霊園は「特定のお寺に属さない」と説明しました。一方、寺内の墓地にお墓を建てるということは、「檀家」になってその寺に属することになります。

檀家とはその寺に対してお布施などをして、財政や運営を助ける家のこと。つまりわかりやすく言えば、そのお寺のサポーターになるということです。

お寺にはそれぞれ宗派があるので、霊園とは違い誰でも自由にお墓が建てられるわけではありません。このように霊園にお墓を建てることと寺の墓地にお墓を建てることは、場所や呼び方が異なるだけでなく、意味合いも変わってくるのです。

霊園のメリット・デメリット

霊園は特定のお寺に属さないため、基本的に宗派や国籍を問わず誰でも自由にお墓を建てることができるというメリットがあります。

しかし広い敷地ゆえに霊園は郊外に位置する場合が多く、お参りに行きにくいという点がデメリットです。また、僧侶の手配などを自分たちで行う必要があり、法事の際には手間が掛かります。

先ほど説明した通り、霊園には「公営霊園」と「民営霊園」の二種類があり、それぞれメリットやデメリットが異なります。ここからは、公営と民営とに分けて解説します。

公営霊園のメリットとデメリット

公営霊園は都道府県など地方公共団体が管理する霊園で、寺院墓地や民営霊園に比べて使用料や管理費が割安なのが特長です。

しかし、その代わり人気が非常に高く、倍率が高くなっています。空きが出てからの募集開始となるので、すぐにお墓を建てられるわけではありません。また抽選なので区画を自由に選べず、お墓を建てる際にも形状やデザインの制約を受けることが多いです。

民営霊園のメリットとデメリット

公営霊園に比べると、民営は送迎バスやお墓参り代行など利用者目線のサービスが充実している霊園が多くあります。また、区画が自由に選べるほか、お墓の大きさやデザインも自由に選べるところが多いというのも、メリットのひとつです。しかし、その分、公営に比べてランニングコストが高くなる傾向があります。

寺院墓地のメリット・デメリット

境内墓地
境内墓地

自宅の近くにある寺院にお墓を建てれば、いつでも好きな時にお参りに行くことができます。また、法要とお参りを同じ場所で一度に済ませられるのも、大きなメリットです。

寺院墓地にお墓を建てるということはその寺の檀家になることになりますが、その分手厚い法要を受けられることになりますし、困った事があればいつでも僧侶に相談できるのは利点です。

その反面、檀家としてのお務めがあったりお布施など出費が多くなったりします。

まとめ

霊園と墓地の違いについては理解できたでしょうか。それぞれにメリットやデメリットがあり、お墓選びをする際にはぜひ今回のポイントを押さえておくことをおすすめします。

お墓は大切な人が眠る場所。しかし残された家族の費用負担やお参りの利便性も同時に考える必要があります。故人とご家族の双方にとって、理想的なお墓選びの参考になれば幸いです。

墓石の選び方のポイントは?石材の名称や形の種類について解説

墓石と一口に言っても、使用する石材や形によって様々な種類があります。お墓を建てる際には、墓石にどのような種類があるのかを事前に把握しておきましょう。

墓石の種類を知っておくことによって、自分の希望するお墓を建てることが可能です。墓石に使用される主な石材とお墓の形の特徴、さらに選び方のポイントを解説します。

墓石に使われる代表的な石材の種類

墓石に使われる石材は、産地や成分などの違いにより約300種類ほどあります。その中でも主流となる墓石の石材は、花崗岩・閃緑岩・斑レイ岩・安山岩の4つです。

花崗岩

花崗岩は最も多く墓石に用いられている石材です。深成岩の一種であり、石英や正長石、斜長石・雲母などを主成分とします。

ベースの色は明るい灰色で、黒色の点が散っているのが特徴です。上品な美しさがあり、堅くて丈夫なため墓石の石材として適しています。御影石やグラニットという名称で呼ばれることもあります。

閃緑岩

閃緑岩は深成岩の一種で、無色鉱物の斜長石、有色鉱物の輝石や角閃石が主成分です。花崗岩よりも、やや黒色が強く黒御影石とも呼ばれています。閃緑岩は地下の深い場所でマグマがゆっくりと冷えることでできるのが特徴です。

斑レイ岩

斑レイ岩は深成岩の一種です。有色鉱物の角閃石や輝石が多く全体的に黒っぽい見かけをしています。ケイ酸分が少ないマグマが地下深部で時間をかけて冷えることでできるのが特徴です。

安山岩

安山岩は閃緑岩と同じくマグマからできますが、深部で固まる閃緑岩と違い地表の近くで冷えて固まります。安山岩は色のバリエーションが豊富で、灰色の物から黒っぽいものまで様々です。”

墓石の石材の選び方

墓石を選ぶ際には、石材の種類と産地に注目しましょう。墓石に使用するため耐久性が高く、時間が経過しても美しさが損なわれないことが重要です。

石材の耐久性は産地によっても異なるので、見た目の美しさや価格だけで選ぶことがないようにしましょう。

国内産の石材

国内産の石材は、国内で採れる石材のため日本の風土に適しています。日本の気候には四季があり、1年を通じて温暖の差があるのが特徴です。

湿度も季節によって変化が大きく、屋外に建てる墓石は丈夫でないと短期間で劣化してしまいます。

国内産の石材であれば、日本の自然の中であっても墓石として長持ちします。

美しさの持続力

石材の美しさは時間の経過によって低下することがあります。風雨や日光にさらされることによって、光沢がなくなったり色が薄くなったりすることがあるので要注意です。

石材を選ぶ際には、耐久性とともに美しさの持続力についても確認しましょう。

墓石の形の種類

 

墓石の形は宗派などによっても異なりますが、大きく分けて和形・洋型・オリジナル型の3つです。

和形

日本で主に使用されている墓石の種類が和形です。中央に長方形の石塔である竿石を建てます。竿石には名前や宗派を刻むのが一般的です。

洋型

洋型は横長の墓石を使用します。安定性が高く、地震などで倒れにくいというメリットがあるため人気を集めている形です。墓石に刻む文字も名前や宗派に限らず、自由に決めることができます。

オリジナル型

自分の希望のデザインのお墓をオーダーメイドで作るのがオリジナル型です。球体を使用した墓石やハート形の墓石など、自由に形を決められるため人気を集めています。

墓石の形の選び方

墓石の形を決める際には、家族でよく話し合うことが重要です。家族の中で意見が分かれることもありますので、家族が納得できるようにしっかりと話し合いを重ねましょう。

また、お墓は子供や孫に継承されていくものですから、奇抜すぎるデザインのものは避けたほうが無難です。墓地の周囲の環境に馴染むことも大切ですので、こだわりがあったとしても悪目立ちしないようなデザインにしましょう。

まとめ

石材やお墓の形の選び方のポイントも合わせて紹介しましたが、石材の種類やお墓の形の特徴は理解できたでしょうか。

墓石に使用する石材には多くの種類があります。石材の特徴や墓石の形を知ることによって、最善なお墓を建てることが可能です。

日本の変化にとんだ気候の中で長期間劣化せず、美しさを保てるお墓を建てるのがおすすめです。

お布施の法事ごとの相場や宗派による相場の違いを解説

お布施は葬儀や法事を執り行ってくれた僧侶にお渡しするものです。お渡ししたお布施はご本尊へと捧げられ、おもに寺院や霊園の維持管理費用などにあてがわれます。

このお布施はいつ・どのようなタイミングでお渡しすべきなのでしょうか。また、お布施の相場などについても気になるところです。

そこで今回は、施主が知っておきたい、葬儀、法事、宗派で異なるお布施の相場や基本的なマナーなどについて解説します。

お布施の意味とは

お布施とは、故人や親族が、仏法へと帰依し、御仏の加護に感謝するといった気持ちから持ち寄るもので、葬儀費用の一部ではなく、あくまで故人を供養し読経をあげてくれた僧侶に感謝の念を込めて包むものです。

このような理由などからお布施にはそもそも決まった金額という概念がありません。それぞれの方の経済力に合わせて無理のない範囲でお渡しするのが原則となっています。

ただ、明確ではないとはいっても、お布施にも相応の相場はあります。施主を務める方はお寺にご迷惑をおかけしないようにするためにも、葬儀や法要などで包むお布施の相場については把握しておくようにしましょう。

法事ごとのお布施の相場

かかる費用

僧侶にお渡しするお布施額は法事によって変わります。金額に明確な決まりはないので、お渡しするお布施の額は一般的な相場などを参考にして判断するようにします。

葬儀 20万円〜50万円
初七日 3万円〜5万円
四十九日法要までの法事 3万円〜5万円程度
新盆 3万円〜5万円
通常のお盆 1万円〜3万円
十三回忌法要 3万円〜5万円

また、上記以外にも遠方から来訪の場合は、お車代として1万円、お膳料として五千円から1万円程度は用意しておきたいところです。

宗派ごとにお布施の相場は異なる?

悩む老人男性

葬儀

浄土真宗 10万円〜30万円
浄土宗 30万円〜40万円
曹洞宗 30万円〜50万円
新盆 3万円〜5万円
通常のお盆 1万円〜3万円
十三回忌法要 3万円〜5万円

いずれの宗派においても初七日、四十九日法要、十三回忌法要のお布施は3万円から5万円程度が相場となっているようです。

また、通常のお盆も1万円から3万円、新盆でも3万円から5万円がお布施の相場となっています。

葬儀におけるお布施額の差は戒名の違いによるものです。浄土宗、曹洞宗で授かる戒名には位があり、希望する戒名によっては包むお布施額が変動する場合があります。

しかし、浄土真宗の法名には位という考え方がありません。こうした宗派間における戒名の違いがお布施の相場に違いをもたらしてます。

お布施を渡すマナーやタイミング

納骨室のフタを開ける際の注意点

僧侶にお渡しするお布施はお布施袋に入れて渡すのがマナーとなっています。お布施は切手盆や袱紗に載せてお渡しするようにしましょう。

包むお金はお札の人物が書いてある面がお布施袋の正面に来るようにします。事前に新札を用意しておき、折り目を付けないようにしてお渡しすることも大切です。

また、お布施袋の正面には黒墨で「御布施」もしくは「お布施」と書くのがマナーです。香典ではないので薄墨はできるだけ使わないようにします。

お布施を渡すタイミングにとくに決まりはありませんが、一般的には僧侶の邪魔することが無いよう、法要が終わった後でお渡しするほうがスマートです。

まとめ

故人の葬儀と僧侶が執り行う法要はそもそも別のものです。遺族が特別にお願いしているものだと知ることで、お布施の持つ意味が分かりやすくなってきます。

法要の際にお渡しするお布施には相場やマナーといったものがあります。法要は定期的にお願いすることになるものなので、僧侶に失礼とならないよう、基本的な相場やマナーについては理解しておくようにしましょう。

墓じまいの代行業者の選び方と注意点

少子高齢化の影響に伴って先祖代々受け継がれてきたお墓を処分する人が増えています。

墓じまいと呼ばれるこの作業は、業者への依頼など様々な手続きを行わなければいけないため時間が掛かってしまうのは否めません。

こうした問題を解決してくれるのが遺族に代わって手続きを行ってくれる代行業者です。

今回は墓じまいにおける代行業者の選び方について説明していきます。

墓じまいの代行業者とは?

墓じまいの代行業者とは文字通り、自身が所有しているお墓を処分するために必要となる手続きなどを代理で行ってくれる業者のことです。

お墓は霊園や寺院と契約を交わしてお金を払って使用する権利を得る形となります。とはいえ、いくら権利を持っているからと言っても自分の勝手な判断で墓じまいをすることはできません。

事前に管理者と話し合いの場を設けて双方納得した上で法的な手続きを行うことで初めて処分ができます。

個人で手続きを行う場合、話し合いが平行線のままでいつまで経っても先に進まなかったり、書類の準備に手間取ってしまうケースも少なくありません。

代行業者に依頼をすれば面倒な書類の準備や話し合いを代わりに任せることができるので比較的スムーズに進めることができます。

失敗しない代行業者の選び方

業者

需要の増加に伴って墓じまいの代行を請け負う業者の数は増えています。一見するとどこに依頼をしても変わりはないように感じるかもしれませんが、業者によって代金やサービス内容に違いがあるので注意が必要です。

業者の選び方の重要なポイントに運営母体があります。墓じまいの代行業者は大きく石材店、仲介サービス会社、行政書士の3つです。

石材店は文字通り墓石を取り扱っている業者なので撤去費用が安くなるケースが多いと言われています。

仲介サービス会社は石材店や墓地の管理者と契約を結んでいるため、改装手続きはもちろん、改装先の手配なども任せられるのが魅力です。

行政書士は法的な手続きをスムーズに行うことができますが、改装先や墓石の処分などのサービスは限定されてしまいます。

利用者の中には金額だけで判断してしまう人もいますが、希望するサービスが受けられなければ余計な手間や出費がかさんでしまいかねません。それぞれの特徴を理解した上で自分に合った所を選ぶことが大切です。

墓じまいを代行業者に依頼した際の費用相場

かかる費用

業者に依頼をするにあたって、知っておかなくてはいけないのが費用の相場です。墓じまいに掛かる費用は各業者が自由に設定することが認められているので、金額にバラつきがあります。

手続きに掛かる主な費用は離団料、手続きの諸費用、お墓の撤去費用などです。離団料の相場は平均20万円前後、法的な手続きの諸費用は数千円程度といわれています。

お墓の撤去費用は使用している土地の面積や墓石の大きさで変わりますが、一般的なサイズで30万円程度です。霊園ではなく寺院の墓地を利用している人は、これとは別にお布施として5万円程度の費用が掛かります。

墓じまいをした後、中の遺骨を別のお墓に移す場合には改装先の費用に10万円前後のお金も必要です。

代行業者を選ぶ際の注意点

選ぶ老人

代行業者の中には利用者が専門的な知識を持っていないことを悪用して高額な金額を請求する悪質な所もあります。墓じまいの代行業者を選ぶ時は、ホームページなどで過去の実績をチェックすることが大切です。

実績を始めとした必要な情報が記載されていない場合は避けるのが無難と言えます。そのほかにも、実際に利用した人の口コミで信頼性を見極めるのも大事なポイントです。

まとめ

墓じまいの作業にはまとまった費用と事前に行わなければいけない手続きがたくさんあります。一見簡単そうに見える作業も、実際にやってみると時間と手間が掛かってしまうため、思うように行かないケースは少なくありません。

失敗やトラブルを避けてスムーズに作業を進めるためには、信頼できる代行業者に任せることが重要になりますので、大地石材までお気軽にお問い合わせください。

墓じまいから散骨までを解説!かかる費用や注意点について

様々な事情から墓じまいする人が増えてきています。また、墓じまい後の先祖の遺骨を供養する際、山や海などに散骨して、自然に還すことが注目されています。けれども周囲には、まだまだ実際に墓じまいから散骨までの経験がある人は多くはないでしょう。何から始めれば良いのか、また費用はどの程度掛かるのかなど、一般的な流れについても詳しく説明します。

墓じまい後に散骨を選択する遺族の理由

墓じまい後に散骨をするのには、いくつかのメリットがあります。ひとつには散骨をすることで、遺骨を管理する必要がなくなるということです。少子化でお墓の管理をする人がいなくなってしまう場合にやむなくということもありますが、自分の子供や子孫の負担を減らしたいという理由で散骨を選ぶことがあります。
お墓があることで、定期的にお参りをしなければいけないというプレッシャーが掛かったり、掃除するなど、お墓を管理することが必要になってきます。そして墓地の管理費用を支払っていかなければいけない場合もあります。そういった精神的・金銭的負担を、子孫に背負わせたくないと考えている人が多いのです。

またもうひとつは、費用の面です。新しくお墓を建てるとなると、数百万円単位の大きな費用が掛かってしまいます。散骨であればそれを大幅に抑えることができるので、費用を工面するのが難しい人や、お墓にお金を掛けたくないという人からも選ばれています。

墓じまいから散骨までの手続きの流れ

手続きの流れ

墓じまいから散骨にはいくつかの手続きやステップが必要です。その流れを簡単に説明します。

親族に相談する

墓じまいと散骨を考えたら、まず最初に親族に相談してから行動に移すようにします。

お墓の解体業者の選定

お墓を解体する石材店を選びますが、墓地によっては決まった業者を紹介される場合もあります。

散骨業者の選定

散骨業者では、遺骨を散骨できる状態にしてもらうことになります。

書類を揃える

まず、お墓のある自治体の役所で「改葬許可申請書」を入手します。また、墓地管理者から「埋蔵証明書」も発行してもらいますが、「改葬許可申請書」に署名、捺印になる場合もあります。

その他にも改葬許可申請をする人の身分証明書などが必要なので、事前に確認して揃えておきます。

開眼法要を行う

墓石を解体する前に、開眼法要をします。魂抜きや、遷仏法要と言われることもあり、これにはお墓としての機能を停止させる役割があります。

お墓の解体をする

選定した石材店で、お墓を解体して更地に戻します。

散骨業者に遺骨を発送

お墓から取り出した遺骨を、散骨業者に発送します。遺骨は乾燥させて粉々のパウダー状に砕かれ、散骨できる状態にしてもらいます。

散骨する

あらかじめ決めておいた方法で、遺骨を散骨します。

墓じまいから散骨までにかかる費用

かかる費用

墓じまいの費用だけでも、約30〜80万円と条件によって幅があります。

内訳は、墓石の解体に30〜50万円、開眼法要に1〜5万円、お寺にお墓がある場合は、離檀料1〜5万円が必要になる場合もあります。

また、改葬許可申請の代行を依頼した場合、代行料は5〜15万円程度となるでしょう。

そして散骨にかかる費用では、方法や業者によって違ってきますが、10〜30万円が相場となります。

内訳は、遺骨を散骨できる状態にしてもらう粉骨に1〜3万円、散骨方法を個人で行う場合は20〜30万円、合同で行う場合で10〜20万円、また業者に依頼する場合には5〜10万円が必要になります。

散骨をする際の注意点

注意点

まず散骨というのは、どこでも好きな場所でできるというわけではありません。

自治体によっては風評被害などのイメージダウンを避けるために、散骨を規制する条例が定められていることもあり、多くは陸から遠く離れた海上などで行われています。

そのため、船のチャーター費用などで、費用が思ったより掛かってしまう結果になるのです。実際の散骨場所については、散骨業者に相談してみるのが良いでしょう。

また、墓じまいや散骨は親族全体にかかわるため、手をつける前に親族の承諾を得ておくことが大前提となります。一方的に進めてしまうと、後に大きなトラブルとなって返ってきてしまうことも考えられます。

また、お寺にお墓を持っている場合は、トラブル回避のために、お寺にも事前に相談した方が良いでしょう。

まとめ

一旦墓じまいから散骨まで行ってしまうと、自分の入るお墓を失ってしまうだけでなく、故人の遺骨を取り戻すことはできなくなります。

お墓の管理や供養から解放されるメリットの反面、手を合わせる場所を失ってしまうことで戸惑ってしまったり、人によっては心の拠りどころもなくしてしまうということもあります。

そのため、金銭面も踏まえて、よく考えてから行動に移すことが大切です。

墓石が傷んだときの対処法は?目地のコーキング修理を解説!

墓石が傷んでくると、目地のコーキング修理などが必要になる場合があります。風雨にさらされている墓石は、お盆やお彼岸の際に丁寧にお手入れをしていても、経年劣化によるダメージは避けられません。

この記事では、墓石の目地の役割や修理を考えたほうがよいケース、コーキング修理に必要な道具や修理方法などを紹介します。

墓石の目地とは

墓石の目地は、石と石の境目にある継ぎ目のことです。日本の墓石は、複数の石を積み上げたデザインになっていることが多いです。

実際、仏式のお墓によく見られる和型の墓石は、下台、中台、上台の石の上に縦長の竿石があしらわれています。それぞれ独立した石と石を繋ぎ合わせている部分を、目地と呼びます。

墓石の目地には、その部分だけが目立つことがないように石の色と同系色のコーキング材が使われるケースが多いです。

例えば、墓石が黒みがかった色の場合は、目地にも悪目立ちしないダークな色が用いられます。墓石が明るい色の場合は、目地にも白系の淡い色が使われるのが一般的です。

このように施工された墓石の目地は、意識をして眺めてみないと気付かない場合もあるかもしれません。

墓石の目地の役割

目地には、石と石を繋ぎ合わせて固定する役割があります。

和型の墓石のように複数の石を下から順に積み上げていくデザインのお墓は、目地で固定をしていないと、地震などの影響で積んだ石が崩れてしまうリスクが高いです。

目地でしっかりと石と石を固定することで、揺れなどの衝撃にも耐えうる頑丈な墓石になります。雨などの水分が墓石の内部にしみ込むのを防ぐのも、目地の役割のひとつです。

綿密に墓石の設計を行っても、積み重ねた石と石の間には小さな隙間が出来てしまいます。このような隙間から水が入ると、墓石が早く傷んでしまう場合が多いです。

防水効果があるコーキング材で目地を作っておくことで、墓石やカロートなどに納めたお骨がダメージを受けるのを防ぐことができます。

目地の修理が必要な場合とは

目地にひび割れが見られるときは、できるだけ早い時期に修理が必要です。

ひび割れは、目地に使われているコーキング材が劣化しているサインです。目地の一部分がデコボコと盛り上がっていたり、所々に亀裂が入っていたりする場合も、早めに修理を考えたほうがよいでしょう。

目地と石の間に隙間が出来ているときも、修理を考えるタイミングです。経年劣化の影響で目地が変形してしまうと、仕上げたときには見られなかった小さな隙間が石との間に生じてしまう場合があります。

「目地が変色している」、「目地が部分的に欠けている」といった場合も、早期にコーキング修理をしたほうが、墓石のダメージが最小限に抑えられる可能性があるでしょう。

目地の修理に必要な道具と方法

墓石の目地の修理では、市販されている墓石用のコーキング材があると便利です。ヘラやタガネ、マスキングテープ、手袋なども用意しておくとスムーズに作業が進むでしょう。

目地の修理をする際には、あらかじめ古いコーキング材を剥がしておいたほうがキレイに仕上がります。残っているコーキング材は、墓石を傷つけないように注意をしながらタガネなどで取り除きましょう。

石と石の隙間には、土や石、枝などが入り込んでしまっている場合もあります。あらかじめ刷毛やエアダスターなどを使って余計なものを除去しておくと、石と石をしっかりと密着させることができるでしょう。

コーキング材を隙間に充填する前には、マスキングテープで石の周りをカバーしておくのがポイントです。このような下準備をすれば、素人でもプロ並みの補修ができる可能性があります。

まとめ

墓石の目地には、「墓石の安定をよくする」などのさまざまな役割があります。目地も時間の経過とともに劣化してきますが、ダメージの兆候をいち早く見つけてコーキング修理をすれば、状態をより長く維持できます。

墓石のコーキング修理は、道具を揃えればご自身でも行うことが可能ですが、墓石を長持ちさせるためには細かい部分まで配慮をした作業が必要となります。

大切なお墓を長持ちさせ、大切に守っていくためにも、墓石のプロであるお近くの石材店、または大地石材までお気軽にお問い合わせください。

永代供養と墓じまいについて

昨今、永代供養や墓じまいという言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

最近は宗教の多様化や生活スタイルの変化などの要素によって、供養の仕方も変化しています。永代供養や墓じまいを視野にいれるのもよい選択です。

そこで今回は、永代供養と墓じまいの違いや墓じまいから永代供養の流れ、かかる費用等についてお伝えします。

永代供養と墓じまいの違いとは

納骨室のフタを開ける際の注意点

永代供養と墓じまいが混同してしまっている人もいるかもしれませんが、この2つには大きな違いがあります。

基本的に供養といえば、家族が同じお墓に入り、子孫が代々受け継いでいくのをイメージするかもしれません。

それに比べると永代供養は、一代だけの供養になり受け継いでいくことはありません。そのため、子どもがいない夫婦や、独身者が利用する場合が多いです。

お寺や霊園が供養し、一定期間が過ぎればほかの永代供養の遺骨と合祀されるので、無縁仏になる心配はありません。

一方、墓じまいは、今あるお墓を解体して撤去することです。その後また別の供養をする必要があり、その選択肢の1つとして永代供養が挙げられます。もちろん他の供養でも構いません。

墓じまいから永代供養までの流れ

 

ここからは墓じまいから永代供養までの流れを解説していきます。特に墓じまいは法律によって定められた手続きが必要なので、ここで事前にしっかりと確認しておきましょう。

ここでは永代供養をするという前提なので、まずは新しい永代供養先を決める必要があります。

決定したら、そこから納骨許可書を受け取ります。現在お墓がある自治体の改葬許可申請書を入手し、現在お墓があるお寺や霊園に署名や捺印をしてもらいます。

改葬許可申請書と納骨許可書を合わせて自治体に提出し、改葬許可証を受け取り、永代供養先に提出することで納骨ができるようになります。

ただし、書類の入手場所などが、お墓の管理先で違う場合もありますので、その点は事前に確認しておきましょう。

永代供養や墓じまいにかかる費用の相場

墓石の修理内容とかかる費用

墓じまいから永代供養までの費用ですが、条件によってかなり変動があり、およそ50万円〜150万円ほどが相場になります。

費用の内訳は、主にお墓の解体や撤去に必要な費用と、新しい供養先にかかる費用があります。

平均的な墓地の面積2平方メートルで考えた場合、撤去するのに15万円〜30万円ほどかかり、そこに閉眼供養代と手続きにかかる発行手数料などを合わせて20万円〜40万円がお墓の解体や撤去にかかる費用の相場と言えます。

新しい供養先は永代供養ということなので、費用は10万円〜30万円ほどが相場です。供養先によっては開眼供養の費用が必要で、こちらは3万円〜10万円が相場になります。

お墓の撤去は、依頼する業者によって金額に差がありますので、事前に見積もりを複数の業者に頼むことをおすすめします。

墓じまいや永代供養は必ず必要なのか?

悩む老人男性

少子化が進んでいる日本では、お墓を受け継ぐ人がいなくなる、いわゆる無縁仏の問題が今後深刻になっていくことが考えられます。

管理が行き届かず、荒れ果てたお墓になることを避けるための選択として、墓じまいをするのも一つの手段でしょう。

まだお墓がなく、今後受け継ぐ人がいない場合や、子孫の手を煩わせたくない場合などは永代供養は選択肢の一つとなります。

しかしながら、墓じまいや永代供養は必ず必要なことではなく、供養の方法は人それぞれです。墓じまいや永代供養をする場合には、必ず家族や親戚、お寺の方など周りと相談してから決めるようにしましょう。

まとめ

今回は、永代供養と墓じまいの違いや、墓じまいから永代供養の流れ、かかる費用等についてお伝えしました。

墓じまいや永代供養は、今後ますます加速していく少子化や高齢化などを考えた時、選択肢の一つとして検討しておくべきことでもあります。

ご自身やご家族のための大切なお墓のことですので、お悩みの際は、お墓のプロであるお近くの石材店、または大地石材までお気軽にお問い合わせください。

 

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墓じまいの費用や方法は?手続きの流れやよくあるトラブル

お墓に納骨する際の納骨室のふたの開け方について

納骨室の開け方は形式などによって異なります。それぞれの納骨室のフタの開け方や手順などをわかりやすく説明していきます。

また、お墓参りに行った際に、自分で納骨室を開けたいけど勝手に開けていいのか、また開け方に迷われている方などの疑問も解決できると同時に、開ける際の注意点など役に立つ情報も伝えていきます。

納骨室のフタの開け方と手順

納骨室の開け方は関東式と関西式に分かれており、開け方などには多少の違いがあります。

関東式の納骨室の開け方

まず、関東式の納骨室の開け方ですが、初めに香炉を手で持ち上げます。持ち上げた香炉は近くの安全な場所に移動させましょう。

次に動かした香炉の下に拝石という大きな石版があるのでそちらを持ち上げます。

この時注意しなければいけないのが、関東式で使用されている拝石は50kgもあるため、細心の注意を払って持ち上げてください。

特に高齢者や女性の方が持ち上げる場合には事故に繋がる危険もあるので注意しましょう。

関西式の納骨室の開け方

次に関西式の手順を説明します。関西式はとても簡単です。香炉もしくは花台を横にスライドさせるだけで完了します。

関西でこのような作りになったのには、女性や高齢者でも業者に依頼せずに納骨室を閉鎖できるようにしたためと言われています。

納骨室の種類ごとの開け方の違い

納骨室の種類ごとの開け方の違い

納骨室は主に地下型、地上型の2つに分けられます。

地下型には一段、二段、三段とあり、それぞれ保存できる骨壷の数が異なります。一段では4個、二段では8個、そして三段では24個保管できるようになっています。

地下型の開け方

まず地下型の納骨室の開け方ですが、花立香焚を移動させると、蓋が見えてくるので、その蓋を開けます。

また、蓋を開ける場合には持ちてとなる溝があるので、そちらを目安に蓋を開けましょう。

ここで注意しなければいけないのが、蓋は50kgほどの重さがあるため、できるなら数人で協力して開ける事をおすすめします。

地上型の開け方

次に地上型は観音開きという扉があるので、そちらを開けると納骨室になっているためとても簡単です。

重い蓋などを開ける心配もないので、誰でも安心して開ける事ができます。中には観音開きがなく、その代わりに当て蓋がありますが、そちらの場合もフタを取ると納骨室があります。

自分で開けてしまっても良いのか

自分で開けてしまっても良いのか

基本的に自分の家が所有しているお墓であれば自分で開ける事に問題はありません。理由としては、お墓は所有者が管理するという考えからきています。

基本的には、お寺や石材屋などにお願いしなければならないといった決まりなどはありません。

しかし、お墓を置いているお寺や霊園によっては、勝手に納骨室を開けてはいけないと決められていることがあるため、事前に調べておきましょう。

また、お墓はご先祖様が眠る場所なので神聖な気持ちで丁寧に納骨室を開ける心構えが必要です。場合によっては業者に依頼するのも大切です。

納骨室のフタを開ける際の注意点

納骨室のフタを開ける際の注意点

納骨室のフタは形式などによって異なりますが、お墓の形式や種類によっては重労働になる場合もあるため、動きやすい服装や、軍手などを用意しておきましょう。

また、フタなどを移動させる際に、指を挟むなどの怪我に繋がる危険もあるので、注意して作業に取り掛かる必要があります。

また、フタやお墓などは繊細であるため、移動の際にフタをお墓にぶつけてしまい、お墓が欠けてしまうなどのトラブルに繋がる事もあるので注意が必要です。

スライド式のものでも、スライドさせた際に擦り合わさって欠けてしまうこともあります。事前に下にタオルをおくなどの準備をしてことが大切です。

納骨室を開ける際には細心の注意を払いながら慎重かつ神聖な気持ちで行いましょう。

まとめ

それぞれの納骨室の開け方や手順などお伝えしましたが、基本的に納骨室を開けるには特別な知識や技術などは必要ありません。簡単な手順などを把握しておくだけで誰でも簡単に開けることができます。

しかし、中にはフタを開ける際に50kgのフタを開けなければならないものもあるため、数人で協力して開ける、もしくは業者に依頼するなどをして慎重に納骨室をあけ、定期的に納骨室を掃除しましょう。

墓石にはどんな言葉を入れたらいいの?注意点などをご紹介

これまで墓石に入れる言葉といえば、「先祖代々之墓」や「○○家之墓」といったものが多くを占めていました。ところが現代では少し自由度が増し、自分の好きな言葉を入れる人が増えつつあります。

そこで今回は、墓石に言葉を彫刻する場合の意味や注意点、他の人たちが入れている人気の言葉についてご紹介します。

墓石に言葉を彫刻する意味とは

墓石に彫刻する言葉として、故人へのメッセージや好きな言葉を選ぶ場合が多いのではないでしょうか。

それは個人がこの世の生きた証を暮石に残したい、そしてあの世に行ってしまった故人にメッセージを送りたいという意味がこめられています。

お墓参りに行くたびに、そういった言葉を目にすることによって、故人と対話をしている気持ちになれるかもしれない、いつまでも故人を忘れない心を持ち続けることができるといった意味もあるかもしれません。

墓石に彫刻する言葉は自由

墓石の文字

基本的には墓石に彫刻する言葉に明確な決まりはなく、どのような言語やフォント、内容も自由です。

文字を入れる場所に関しては、好きな言葉などは一般的には正面に入れることが多いですが、個々でしっくりなじむといった場所であれば、どこに入れても構いません。

最近では好きな歌の一節や、漫画などのセリフ、故人が好きだった言葉など増々自由度が増し、ユニークな墓石が見られるようになってきました。

とはいえ自分の家族や、後々子供が入るお墓の場合はある程度の配慮も必要であり、そこは家族で話し合う、親族の許可を得ることをしておくことで、後々トラブルも起こりにくくなり、安心と言えるでしょう。

墓石に彫刻する人気のある言葉

感謝の文字

墓石に彫刻する言葉として人気のものは、「愛」「絆」「心」といった漢字一文字や、「再会」「感謝」「希望」「永遠」など漢字二文字のものです。

「愛」は個人といつまでも愛に満ちたつながりを持ち続けたいという願いで、「絆」はこの世とあの世で離ればなれになっていても、故人とは変わらない絆で結ばれていたいという願いが込められています。

「心」は目には見えないけれど、故人との心のつながりを永遠に感じていたいという気持ちから人気の文字として選ばれています。

最近では、「ありがとう」や「いつまでも」といったひらがな明記や、故人が好きだった言葉なども人気です。

少数ではありますが、洋風のお墓には「Love」「Wish」「Forever」などの英語表記のものや、装飾の絵なども刻まれることも好まれます。

墓石に言葉を彫刻する際の費用と注意点

注意点

墓石に彫刻する言葉は、基本的には何を使っても良いとはいえ、注意点もいくつかあります。

たとえば、お墓を管理する墓地や霊園がどこかの宗派に属している場合は、規則があり自由な言葉を入れることを禁止している場合もあります。

そのため、墓石に言葉を彫刻する際は、必ず墓地や霊園の管理者に相談するようにしましょう。

一方、無宗教であればある程度どんな言葉を使っても良いことが多いです。

故人が好きだった歌の歌詞や本の一節を彫刻する場合も、下手をすれば著作権の侵害にあたることもあるので注意が必要です。

どうしても使用したい場合は、権利のある団体や個人に問い合わせをしたほうが無難でしょう。

文字彫刻の費用ですが、一般的には3万円から5万円ほどが相場となりますが、石材店によっても金額がさまざまです。

入れたい言葉が決まれば、事前にいくつかの石材店で見積もりを取ることをおすすめします。

まとめ

昔に比べるとかなり自由に墓石に言葉を彫刻できる時代になってきました。

一度彫刻した言葉はいつまでも暮石に残ることになり、万が一入れ直すとなった場合はかなりの手間や費用がかかります。そのためにも、事前にきちんと、家族や親族などの身内と話し合うことが大切です。

故人が安心して安らかに眠り続けられるように、言葉選びはしっかりと行うことが大切です。

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