お客様のご家族に寄り添い、お客様のご家族と共に創り上げる

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お墓の維持費はどれくらい?内訳と費用相場

お墓を管理するのは誰なのか、管理費の相場はいくらくらいなのか、もし払えなかったらどうなるのか。

普段の生活でお墓の管理について考える人は少なく、親戚の人が亡くなられた際に困ってしまうケースがあります。

この記事では、お墓にかかる維持費の内訳や、維持費の相場についてお伝えします。

お墓にかかる維持費の内訳

お墓にかかる維持費の内訳は以下のようになります。

お墓の管理費

お墓には民営霊園、公営霊園、寺院墓地の3種類があります。

民営霊園は、宗教法人や財団法人などが管理している墓地です。公営霊園は、自治体が管理しています。寺院墓地は、基本的にはその寺院の檀家になることが前提条件になると考えて良いでしょう。

お墓のメンテナンス費用

墓石は屋外だと雨風にさらされているので、長い時間が経つと劣化してしまいます。お墓のひび割れや文字の色あせなど、劣化や傷みが発生した場合は、石材店に相談して直してもらうことが必要です。

お寺へのお布施や寄付

ご先祖様の法要をお願いした場合にお布施をお渡ししたり、お寺の行事やお寺の建て替えなどの際に寄付をすることがあります。

お寺とのお付き合いが深ければ深いほど、お布施や寄付をお渡しする場面が多くなりますので、寺院墓地に入壇する場合は確認しましょう。

お墓の維持費の相場

墓地④
墓地④

お墓の維持費の相場をみていきましょう。

お墓の管理費

民営霊園の管理費の相場は年5,000~15,000円と考えられています。駅から送迎バスが出ている、バリアフリーになっているなど、サービスが充実しているのが特徴です。

公営霊園の管理費の相場は年4,000~10,000円と考えられています。自治体が管理しているので永続性が高く、民営霊園よりも管理費が比較的安いのが特徴です。

寺院墓地の管理費の相場は年10,000円前後と考えられています。お墓が寺院内にあるため、管理の面は安心ですが、お布施や寺院行事への参加など、檀家としての務めを果たすことが求められます。

お墓のメンテナンス費用

お墓の面積や墓石の種類、傷み具合によってメンテナンスの金額が変わりますので、具体的な金額は石材店に依頼して見積もりしてもらいましょう。

お墓によっては特定の石材店と提携している場合もあるので、管理しているお墓に確認してから、石材店に相談するのがおすすめです。

お寺へのお布施や寄付

寺院の檀家として境内に墓地を割り当てられている場合、檀家の役目として寺院にお布施や寄付をしなければなりません。

葬儀を依頼する場合は200,000~300,000円、法事を依頼する場合は30,000~50,000円くらいでしょう。参列の際のお布施は3,000円~5,000円くらいが相場です。

お墓の維持費は誰が払うのか

悩む老人男性

お墓の相続人の決め方についてはこれといった方法はありません。一般的にはそのお墓に次に埋葬される人、お葬式の喪主を務める人がお墓の相続人になるケースが多いようです。

事前の口頭、手紙や遺言書などがない場合、残された子どもたちで相談して決めるのが基本になります。

もし、親戚間でトラブルになってしまった場合は、家庭裁判所などに仲裁に入ってもらい、お墓の相続人を決めてもらいましょう。

お墓の維持費を払えない場合はどうする?

考える男性

霊園の管理費が払えない場合は、墓じまいをしてお墓を撤去します。

寺院墓地からお墓を撤去するということは、同時にお寺とのお付き合いも終了する意味を持ち、檀家から離れる「離檀料」のお渡しが必要な場合も。

お墓の管理費が払えないと、お墓は無縁墓として墓地の管理者に撤去されてしまうこともありますので、気をつけましょう。

まとめ

お墓にかかる維持費の内訳や、維持費の相場についてお伝えしました。お墓には民営霊園、公営霊園、寺院墓地の3種類があり、それぞれ管理費の相場が違います。

維持費を払う人は特に決まりがなく、お墓に次に埋葬される人、お葬式の喪主を務める人がお墓の相続人になる場合が多いです。もし管理費が払えない場合は、墓じまいという選択もあります。

 

お墓の文字は彫り直しできるの?工事のリスクと費用相場

お墓に彫った文字の漢字が違った。昔からこれだと思っていた家紋が違った。お墓に彫った文字を彫り直ししたいという依頼は実際にあります。

この記事では、お墓に彫った文字を彫り直しすることができるのかと悩んでいる人に対し、文字を彫り直す際のリスクや注意点、費用相場などお伝えします。

お墓に彫った文字の彫り直しはできるの?

お墓に彫った文字の彫り直しの依頼は実際にあります。その場合、墓石を削ることによって彫り直しをすることが可能です。

彫ってある文字を消す作業は、一般的に墓地や霊園などの現場で行なう事ができないため、彫り直す墓石の部分を取り外し、工場に持って帰り施工します。

また、削る以外の方法にも、字を直したい部分にパテを使用し、彫り直すという方法も。墓石を削る方法と比べると、見た目で埋めて彫り直したことが分かってしまいますので、石材屋さんや親族の人と相談しましょう。

お墓の文字を彫り直す場合のよくある理由

お坊さん

お墓の文字を彫り直す理由をいくつかまとめました。

共同建立者の離婚

夫婦でお墓を建てた後に離婚し、夫か妻のどちらかがそのお墓と無縁になった場合がよくあります。また子どもの夫婦を建立者として彫ったものの、子ども夫婦が離婚したケースなどがあります。

字や日付が違う

単純に漢字や日付の間違いなどがあり、お墓の文字を彫り直す場合があります。石材屋さんは原稿をもらって作業をしますので、原稿に抜けのないよう、しっかりとチェックしてください。

昔はこれだと思っていた家紋が調べたら違っていた

先祖代々の家紋が彫られているお墓は多いです。しかし、調べてみると家紋が間違っていたということも。新しいものが見つかったり、現在の家紋を消すために、彫り直しを依頼する人もいます。

文字を彫り直す場合のリスクと注意点

夫婦に説明する女性

墓石が複雑な加工をしていると削り直したことで左右対称が崩れたり、細かい加工まで手直しをしないといけない場合があります。

また、一面全て彫り直すので、戒名がたくさんかかれているなかの一名だけを修正したい場合でも、一度全ての戒名を削り落し、彫り直さなければいけません。

磨きあげた面は非常に綺麗に仕上がるため、一部分だけ綺麗で全体的に見ると色味に変化が出てしまい、違和感があります。彫り直しを依頼することによってお墓がどのようになるか、石材屋さんに相談しましょう。

お墓の文字を彫り直す際の費用相場

かかる費用

お墓の文字の彫り直しの費用相場は、墓石の再設置費用、削り直しの費用を含めておよそ3万円となります。墓石の種類や、加工によって費用は変わるので、石材屋さんに見積もりをとってもらいましょう。

また、後から文字を追加で彫ってもらう際、「魂抜き」という供養を必要とする場合があります。

「魂抜き」はお墓やお仏壇など、ご先祖様の魂が宿っているものを移動したり処分したりするときに、お経をあげて供養することをいいます。

僧侶にお経をあげてもらうため、魂抜きの費用を僧侶にお布施としてお渡しするということになり、お布施料は、2万円~5万円が主な費用相場となります。

まとめ

お墓に彫った文字を彫り直す際のリスクや注意点、費用相場などお伝えしました。墓石が複雑な加工をしていると削り直したことで左右対称が崩れたり、細かい加工まで手直しをしないといけない場合があります。

費用相場はおよそ3万円と考えられていますが、墓石の種類や、加工によって費用は変わりますので、大地石材までお気軽にお問い合わせください。

お墓の構造と名称について意味や役割を解説します!

お墓を構成する部位には、それぞれ名称があり、意味や役割があります。お墓とは、主に墓石・遺骨を納める納骨所・墓所を囲む外柵から成り立つ構造物です。

また、この他にお供えをするための花立や香炉などの付属品や装飾品などがあります。この記事では、お墓の構造に関わる部位の名称や意味、役割についてご紹介します。

お墓の基本的な構造とそれぞれの名称

棹石(さおいし)

墓石の一番上に位置する石で、竿石(さおいし)・仏石(ほとけいし)とも呼ばれます。「天・人・地」の「天」を表し、家庭円満の象徴です。

一般的に表面は「○○家之墓」と文字を彫りますが、宗派によっては「お題目」「先祖代々之墓」などの文字を彫ります。

上台(じょうだい・うわだい)

棹石の下にあり、家名・家紋・建立者名などを彫ります。「天・人・地」の「人」を表し、人望の象徴です。

中台(ちゅうだい・なかだい)

上台の下に位置し、水鉢や花立と一体化した物もあります。「天・人・地」の「地」を表し、財産維持の象徴です。

納骨堂の上に位置することが多く、芝台を省略した場合、この部分を下台(げだい)と呼ぶこともあります。

芝台(しばだい)

墓石の土台となる一番下の部分で、下台(げだい)とも呼びます。また納骨堂のスペースを広げ、香炉・水鉢などの置き台にも使われることが多いです。

納骨堂(のうこつどう)

遺骨を納める場所で、カロートとも呼びます。一般的にカロートは地下につくられ、普段は拝石で蓋がされているため見えません。

地上に設けた物は丘カロート(おかカロート)と呼ばれ、お墓の奥行きがとれない所や、地下水が出るような所におすすめです。

外柵(がいさく)

お墓全体を囲う石材の総称で、納骨堂も場合によってはこれに属します。土台部分の補強や隣接墓地との境界線を担っている重要な部分です。

お墓の装飾品の意味と名称

香炉(こうろ)

香炉はお線香をあげる場所です。一昔前は、仏壇のようにお線香を立てる香立て(こうたて)が一般的でした。しかし、雨風でお線香が消えてしまうことが多いため、最近では屋根・壁付きの香炉が一般的です。

水鉢と一体化した物もありますが、一度にたくさんのお線香をあげると、水と火によってかなりの温度差が生じ、ひび割れの原因になるので注意しましょう。

花立(はなたて)

墓石正面の左右にある花を供える場所です。花を挿す花筒(はなづつ)は、花立に埋め込まれた台座に筒をネジ式で取り付ける着脱式と、花立に開けられた穴の中に筒を入れる中入れ式があります。

塔婆立(とうばたて)

卒塔婆を立てかけておく場所で、材質は石製やステンレス製のものが一般的です。外柵に組み込まれたものや個別に設置するものなど、さまざまな種類があります。

燈篭(とうろう)

燈篭は仏塔の一種で、先祖に灯明供養をささげる装飾です。現在は本来の意味が薄れ、装飾品としての意味合いが強くなりました。

燈籠はお墓の入り口や墓石の横に左右一対、あるいは一基のみ設置されます。

​​墓誌(ぼし)

墓石の横に設置してある石板のことで、戒名、俗名、没年、享年、生前の略歴などを彫ります。墓誌がないお墓は墓石の裏面や側面に文字が彫られていることが一般的です。

まとめ

お墓の構造に関わる部位の名称や意味、役割についてご紹介しました。部位によっては漢字やカタカナなど複数の呼び方があります。

また、昔は役割があったものでも、時代が経るにつれて装飾の意味が強まった部位もあります。どの部位のことを指しているのか、意味や役割を調べるとお墓に関する知識が深まりますね。

千葉市桜木霊園墓地(返還墓地)使用者の募集が開始されました

令和3年度

千葉市桜木霊園墓地

無料相談・お申込み受付中(期間限定)

応募受付期間
令和3年8月17日(火) 〜 令和3年9月7日(火)まで

抽選日:令和3年9月30日(木)

桜木霊園管理事務所に9月7日(火) 午後5時必着とします。

(郵送の場合は、9月7日の消印有効とします)

当社では、千葉市桜木霊園墓地におきまして、長年に渡り、多数の墓石建立工事をお任せいただいております。お任せいただければ、墓所の申込みから墓石建立工事、ご法要の手配まで の全てを承ります。実績多数の当社に安心してお任せください。

交通案内

※以下の画像をクリックすると拡大表示されます。

園内区画図

※以下の画像をクリックすると拡大表示されます。

園内風景

管理棟
駐車場
墓地①
墓地②
墓地④
墓地⑤

令和3年 募集区画

タイプ 面積 区画数 永代使用料
普通墓地
2.4㎡〜3.1㎡
39区画
375,000円〜484,375円
3.2㎡〜3.9㎡
21区画
500,000円〜609,375円
4.0㎡〜4.9㎡
60区画
625,000円〜765,625円
5.0㎡〜6.0㎡
50区画
781,250円〜937,500円

上記金額に墓石代・墓石工事代は含まれておりません。

お申込み資格

墓じまいとは?費用相場や流れをわかりやすく解説

近年、少子高齢化や核家族化によってお墓の継承者がいない方が急増しています。高齢者の一人暮らしも増えており、墓じまいをして家族3世代で一緒に暮らすという家族も少なくありません。

しかし、いざ墓じまいをしようと思っても、手続きや流れ、費用などわからないことが多いのではないでしょうか。この記事では、墓じまいの手続きや流れ、費用についてお伝えします。

墓じまいとは

墓じまいとは、これまでのお墓を撤去・処分することです。具体的にいうと、現在のお墓の墓石を撤去して更地にし、墓地の管理者に敷地を返すことを指します。

墓じまい後、お墓の中に納骨してあるご遺骨を取り出し、別の墓地に移すか永代供養墓地などに移すことは「改葬」と呼ばれています。

墓じまいの意味を単に「墓石を撤去する事」と捉えてしまうことが多いですが、「別の形で供養する」という意味も含まれているのです。

墓じまいとはマイナスな事ではなく、先祖様のお墓を片付けて、供養する場所を変える・整えるというプラスの意味で考えましょう。

墓じまいが増えている理由

考える男性

少子高齢化・核家族化が進む近年では、単身者や夫婦のみ、夫婦と未婚の子供といったいわゆるコンパクトな家族が増加。その結果、「後を継いでくれる子どもがいない」という問題が生じます。

そのため、現時点でのお墓の承継者が将来のお墓の管理を懸念して、自分たちの代で墓じまいを選択する家庭が増えているのです。

墓じまいにかかる費用と内訳

金額を伝える女性

墓じまいのかかる費用相場は30~300万円といわれています。費用に幅がある理由は、改葬先をどうするかという問題があるからです。

単純に、今あるお墓を撤去するだけであれば必要な費用は10万円~30万円程度でしょう。しかし、お墓から戻ってきた遺骨をそのまま放置するわけにはいきません。

「新たに墓地を購入する」「散骨する」「永代供養墓に納骨する」などの改葬先を選ぶ必要があるため、費用相場に幅があるのです。

内訳は以下のようになります。

墓石撤去費用 10万円/m2
閉眼供養の御布施代 3万円~5万円
離檀料 3万円~20万円
新しい納骨先でかかる費用 3万円~300万円
開眼供養の御布施代 3万円~10万円

 

また、改葬先の費用相場は以下のようになります。

一般墓への改葬 100万円~300万円
永代供養への改葬 10万円~30万円
散骨 3万円~30万円
樹木葬 10万円~100万円

墓じまいに必要な手続きと流れ

夫婦に説明する女性

墓じまいの手続きや流れは以下のように考えられています。

  1. 親族へ相談
  2. 遺骨の受け入れ先決定(新しいお墓)
  3. 既存墓地の管理者に墓じまいの意向を伝える
  4. 改葬の諸手続き
  5. 閉眼供養・抜魂法要
  6. お墓の撤去
  7. 受け入れ先のお墓へ納骨

 

親族間で話し合いが取れてないことがトラブルの多くの原因です。親族間での相談は必ずするようにしましょう。

また、墓じまいをするにあたって、「改葬許可申請書」という書類が必要です。現在のお墓がある地域を管轄する市区町村役所や出張所の戸籍関係の部署(戸籍課など)の窓口に備え付けられています。

改葬許可証が発行されたら、移転先の墓地・霊園の管理者に改葬許可証を提出しましょう。

まとめ

墓じまいの手続きや流れ、費用についてお伝えしました。今あるお墓を撤去したあと、改葬先をどうするかによって費用相場が大きく変わります。

親族間でお墓についてどうするのか話し合って、納得できる形でお墓の管理を決めましょう。

先日ご納骨をさせていただいたお客様のお話です

先日ご納骨をさせていただいたお客様のお話です。
ご納骨に際してお墓を開けてみたところ、納骨室に収められた骨壷の中に水がたまった状態になっていました。
原因としては、ゲリラ豪雨などによる急激な雨水の流入で納骨室の排水が追いつかず、水が溢れて骨壷の中に入ってしまったことが考えられます。
ご先祖様がお休みになっている大事なお部屋が水浸しの状態になってしまうのは、とてもかわいそうなことですよね。

こちらのお客様は納骨室のフタの一部が沈下した状態で隙間が空いていたので、それも水がたまりやすくなった原因と考えられます。
そこで比較的安価に対応できる、納骨室のフタに対する防水改修のご提案をさせていただきました。

千葉県内はここ数年、豪雨災害に見舞われることが多くなっています。
フタがひび割れている・お墓が沈下しているなど、ご心配なことがあればすぐにご相談ください。
ご相談・お見積りは無料で承ります。

今日は夏本番の今の時期に耳寄りなお話をシェアします

今日は夏本番の今の時期に耳寄りなお話をシェアします。
皆さん「蚊」ってお好きですか?
「いや、好きな人なんていないでしょ?」とか、「それは少数派だろう?」とかお考えだと思います。
もちろん私もあまり好きではありません。
なぜなら…刺されたらかゆいから!(当たり前ですが)
あの耳元を通る「ぷーん」という音も不愉快きわまりないですよね(T T)

私たちがお仕事をさせていただく墓地は、草や土に囲まれた場所がほとんどで、とにかく蚊が多い環境です。
一日作業をしていると、至るところを蚊に刺されています。
さらに草刈りなどをしているとヘビやハチも出てきたりと、結構過酷?な環境で毎日頑張っています。

草刈りの様子

それでここからが良い話。
蚊の天敵であるオニヤンマがいると、蚊が近くによってこない、という説があるんだそうです。
そこで虫除け用品「おにやんま君」というオニヤンマ模型が登場し、TwitterなどのSNSで話題になっています。
かなり驚きの見た目なので検索してみてください w

私たちもこの話に便乗して、オニヤンマ模型を使ってみました。
現場の近くにかけて実験中…果たして検証結果は・・・

ということで、暑さや蚊に振り回されながらも、大地石材スタッフは毎日集中して頑張っております。
現場でお見かけいただけましたら、ぜひお気軽にお声掛けください。

お墓の建て替えの流れや費用は?トラブルを回避する注意点

お墓の建て替え工事の流れや費用で悩んでいませんか。

お墓は先祖代々親族の遺骨も入っていることが多く、管理者が自分であってもお墓の建て替えは独断では決めにくいことの一つです。

普段連絡の取らない親族と連絡を取る必要があり、自分なりに配慮したつもりでも、思わぬトラブルが起きることがあります。

今回はお墓を建て替える際に、工事の流れや工事費用に加え、親族とのトラブルを回避するための注意点について、お伝えします。

お墓の建て替えを考えるタイミング(時期)

お墓を建て替える時期は、特別にいつと決まっているわけではありません。しかし、建て替えにふさわしいタイミングが存在します。

それは一周忌や三回忌といった年忌法要や、お盆やお彼岸などの法事の時期です。

お墓を建て直す際には、古い墓石から魂抜きのしてもらう必要があり、僧侶に依頼しなければなりません。

年忌法要や法事の際に僧侶に読経を依頼をすることから、1度に済ませてしまうために、そのタイミングでお墓の建て替えを考える人が多くなっています。

お墓の建て替えの流れと手順

納骨室のフタを開ける際の注意点

お墓の建て替えの流れについてご説明します。

まずは石材店に現地調査と見積もりを依頼しましょう。見積もりに納得できれば契約ができますが、石材店によって工事の方法やプランが違うので、複数の石材店に見積もりを依頼するのがおすすめです。

次に、文字彫刻打ち合わせです。墓石に彫刻する文字や家紋について打ち合わせをする必要があります。

簡単に彫り直しが利くものではありませんので、文書できちんと確認しましょう。

続いて、閉眼供養です。魂抜きとも呼ばれている供養で、ご住職にお願いして閉眼供養の後仏様を抜きとり、お骨を寺院に預かってもらいます。

この閉眼供養が終わってからお墓の工事に移ることができ、工事が完了したら引き渡しになります。

最後に開眼供養です。ご住職に依頼して、開眼供養をして納骨します。

これがお墓の建て替えの一連の流れとなります。

お墓の建て替えにかかる費用

墓石の修理内容とかかる費用

続きまして、お墓の建て替え費用の相場です。費用はお墓の区画面積や墓石の種類、周辺環境の工事の難易度によって変わります。

お墓の建て替えは、現在ある墓石の撤去と新しい墓石の建立費用に加え、閉眼供養や開眼供養の費用がかかりますので、相場は200万円前後となっています。

高額な費用がかかるため、石材店に現地調査をしてもらったうえで、見積りをもらいましょう。

お墓の建て替えでよくあるトラブルと注意点

悩む老人男性

お墓を改葬する目的を共有

あまりお墓に来ない親族にとっては、建て替える必要がわからない場合があります。

親族や家族を説得する際には、現地へ一緒に足を運び、気になる部分や状況、立地環境まで一緒に見て確認してください。

現地で建て替える理由を説明することでトラブルを回避することができます。

誰がいくら払うのか決めておく

予算を決めて、誰がいくらどのように払うのかを確認してから石材店と契約しましょう。数十万円などの予算でも、誰か一人が費用を負担する場合、後からトラブルになる可能があります。

また、墓の建て替えを検討していても、石材店に依頼して着手したところ、地盤が緩くて基礎工事が必要になるなど、思わぬ出費が出ることもあります。

こまめに連絡取り合って、独断を避けるのがポイントです。

優先順位を決める

お墓の建て替えをすることになったら、何を優先させるか決めましょう。

例えば、お墓を管理する人の足腰が悪くて管理が大変になるので、段差のないお墓にするために建て替えたい、という場合は立地環境の優先順位が高くなります。

お墓の建て替えには建て替え方法やデザイン性、予算など多くの選択肢があります。親族と何を優先させるのか事前に話し合うことをおすすめします。

まとめ

お墓の建て替えの流れや工事費用、親族とのトラブルを回避するための注意点についてお伝えしました。トラブルが起きないように親族や家族としっかりと連絡を取り合うことが大事です。

特にお墓の建て替えでは高額な費用になる可能性があります。石材店に現地調査や見積もりをしっかり取ってもらい、親族も納得のできる形で建て替えを進めることが大切となるため、ご検討の際は大地石材までお気軽にお問い合わせください。

お墓の外柵をリフォームする工事の費用と目安

お墓の墓石は綺麗に見えますが、周りの外柵が劣化し始めることがあります。

しかし、リフォームをする時期なのか、費用がどれくらいかかるのか、わからないことが多いのではないでしょうか。

この記事ではお墓の外柵のリフォームを考えている人に対して、リフォームの目安や費用相場をお伝えします。

お墓の外柵の役割

お墓の周りを囲む「外柵」は、家でいうところの塀の役割を担っています。外柵で墓所の周りを囲むことによって、隣の敷地との境界をハッキリさせるのです。

また、あの世とこの世の境界をあらわすとも考えられています。生前に墓地の区画を用意する場合は、外柵だけを先につくり墓碑などは後からゆっくりつくるということもあるようです。

お墓の外柵リフォームを検討する目安

昔は一般的に、外柵を軽石凝灰岩の一種である大谷石などの加工しやすい石材を使用していました。

ところが、加工しやすい石は風化や吸水によって浸食されやすいため、建立から年数がたつと割れたり、かけたりしてしまうのです。

リフォームが必要な目安として、墓石にひび割れが確認されたらすぐにリフォームをした方が良いでしょう。

外柵は地震などが原因でずれることも。軽微なずれなら目地補修のみで完了することもありますが、大きくずれている場合は石を組みなおす必要があります。

お墓の外柵のリフォームの費用相場

かかる費用

外柵を新しいみかげ石に取り換える工事

外柵を新しいみかげ石に取り換える場合の費用相場は50万円~200万円程度と考えられています。

新しい石に取り換える場合、取り換えない墓石本体も一度解体したり、基礎コンクリートを打ちなおすなど、付帯工事が必要になる場合が多いです。

墓地面積が広く、工事の搬出入も不便なところだと200万円を超えるケースもあります。

外柵の壊れている部分のみ取り換える工事

外柵の壊れている部分のみ取り換える場合の費用相場は3万~50万円程度と考えられています。

一部分というのが、どの程度を指すのか墓地によってさまざまです。数万円の工事もあれば、一部分とは言いつつも数十万円掛かるケースも考えられます。

外柵の接合部分のセメントの補修

外柵の壊れている部分のみ取り換えるは1万〜10万円程度と考えられています。外柵は石と石を接合してつくられているので、繋ぎ目のセメントが劣化して割れてきてしまうのです。

セメントで割れている箇所を補修するだけでしたら数千円で済むこともありますが、墓地全体を施工し直そうと思うと10万円程度費用がかかることもあります。

お墓の外柵のリフォームのメリット・デメリット

手続きの流れ

お墓の外柵のリフォームのメリット

古い外柵はお墓の昇り口が階段タイプになっているものが多いです。

お年寄りの方などがお墓参りしにくい造りの為、昇り口の階段を無くしお墓参りし易いフロアータイプにする方が増えています。

また、外柵の内部にみかげ石を使用する事によって、雑草も生えませんしお手入れがしやすくなります。

お墓の外柵のリフォームのデメリット

費用を削減しようとして外柵のリフォームをした後、他の部分の劣化が判明し、全て立て替えた方が安かった、なんてことも。

はじめにどれくらいの劣化があるのか、どんな手段が考えられるのかを業者や石屋さんと相談しましょう。

まとめ

お墓の外柵のリフォームの目安や費用相場をお伝えしました。外柵にひび割れが見られたら、リフォームの一つの目安だと思ってください。

簡単な工事で済むのか、新しい石に取り換えるのか、工事によって費用も大きく変わります。どのような工事が必要なのか、一度、大地石材までお気軽にお問い合わせください。

市原市市営墓園の公募(令和3年度第1回)が開始されました

令和3年度

市原市 市営霊園

無料相談・お申込み受付中(期間限定)

応募受付期間
令和3年7月1日(木) 〜 令和3年7月30日(金)まで

抽選日:令和3年8月17日(火)

「お申込み」から「使用開始」まで分かりやすくご説明・ご案内致します

当社では、市営墓園(能満墓園・海保墓園)におきまして、長年に渡り、多数の墓石建立工事をお任せ頂いております。お任せ頂ければ、墓所の申込みから墓石建立工事、ご法要の手配まで の全てを承ります。地元で多数の実績を誇る当社に安心してお任せ下さい。

能満墓園

海保墓園

令和3年 能満墓園 募集区画

タイプ 面積 募集区画数 永代使用料 年間管理料
普通墓地
4㎡
5区画
223,200円
2,760円
5㎡
4区画
279,000円
3,450円
6㎡
8区画
334,800円
4,140円
7㎡
2区画
390,600円
4,830円
12㎡
1区画
669,600円
8,280円
芝生墓地
5㎡
カロート付き
1区画
314,700円
6,400円

上記金額に墓石代・墓石工事代は含まれておりません。

令和3年 海保墓園 募集区画

タイプ 面積 募集区画数 永代使用料 年間管理料
普通墓地
3㎡
カロート付き
19区画
537,000円
2,070円
5㎡
6区画
360,000円
3,450円
芝生墓地
3㎡
カロート付き
63区画
537,000円
3,840円
普通墓地
3㎡
2区画
537,000円
2,070円
4㎡
3区画
288,000円
2,760円
4.5㎡
5区画
324,000円
3,105円
5㎡
4区画
360,000円
3,450円
6㎡
7区画
432,000円
4,140円
6㎡
9区画
432,000円
4,140円
6㎡
5区画
432,000円
4,140円
6㎡
土台付き
4区画
432,000円
4,140円
8㎡
3区画
576,000円
5,520円
12㎡
1区画
864,000円
8,280円
芝生墓地
3㎡
カロート付き
13区画
537,000円
3,840円

上記金額に墓石代・墓石工事代は含まれておりません。

お申込み資格

お墓にかかる平均的な費用相場は?費用の内訳や年間維持費

みなさんがお墓を購入する際に一番気になるのは、その購入費用ではないでしょうか?また、購入金額の平均やその内訳、購入後の維持管理費なども知りたいと思っている人は多いと思います。

今回はお墓の平均的な費用相場や内訳、年間にかかる維持費などについてお伝えします。

お墓にかかる費用の平均相場

お墓の費用相場は、総額で100万円~350万円ほどです。この中には、墓石の彫刻や工事などを含んだ墓石代、墓地代(永代使用料)が含まれています。

金額に開きがある理由として墓地の契約地域や区画面積、使用する石材の種類や産地、墓石の形状やデザインなどの違いが挙げられます。

また、各都市により費用相場は大きく異なりますが、傾向としては大都市ほどお墓の購入費用は高くなります。

お墓にかかる費用の内訳

かかる費用

先ほどはお墓を購入する費用の総額を説明しましたが、お墓の料金は大きくつの内訳があります。ここでは、それぞれの内訳についてその費用相場も含めて解説していきます。

墓石費用

墓石費用とは、お墓を建てる際にかかる墓石だけの価格です。費用相場は60万円~200万円といわれています。

墓石代と呼ばれるものの中には、墓石本体の値段だけでなく、墓石に文字を彫刻する費用や、墓石の工事に必要な費用も含まれている場合が多いです。

場合によっては工事費が墓石代に含まれていないケースもあるので、事前の確認しましょう。

永代使用料

永代使用料とは、お墓を建てる墓地や霊園の土地を借りるための費用です。お墓を建てる際には、最初にこの永代使用料を支払うことでそのお墓の土地を借りることができるようになります。

永代使用料の費用相場は70万円前後といわれています。

墓地・霊園管理費用

墓地・霊園管理費は、それぞれの場所を管理してもらうため定期的に支払う費用をさす言葉です。支払方法は毎年収める場合もあれば、決められた年数をまとめて払う場合もあり支払方法はその墓地・霊園により異なります。

費用相場は以下のようになります。

  • 公営霊園 2,000円~10,000円
  • 民営霊園 5,000円~15,000円
  • 寺院墓地 5,000円~10,000円

年間にかかる維持費の相場

選ぶ老人

墓地を取得したら、墓地の永代使用料だけではなく、毎年管理料を支払わなければなりません。これは、管理者が墓地内の共益部分を管理清掃するための費用です。

墓地に支払う管理料は、年間5,000円~10,000円が相場でしょう。また、墓石を綺麗な状態に保ちたい場合、石材店による定期的なメンテナンスをおすすめします。

できるだけ安い費用でお墓を購入するには?

手続きの流れ

墓地は小さな区画を選ぶ

お墓の費用を安くしたい場合は、お墓の面積や区画を小さくしましょう。工事費は墓石の大きさや区画の面積に比例するので、それらを小さくすれば費用も安く抑えられます。

デザインにあまりこだわらない

かっこいいデザインや独創的な墓石であればあるほど、石の加工料が高くなります。費用を安く抑えたいのであれば、シンプルなデザインを選びましょう。

アウトレット品を利用する

意外なことですが、洋服などと同様に、墓石にもアウトレット品があります。大量に仕入れた石材が余ったり、販売のタイミングなどの理由で、価格が下がっているものです。

多少に傷がある場合もありますが、墓石であればさほど問題になりません。石材が墓石として適切なものであれば、アウトレット品を利用するのも、お墓を安く買う方法です。

まとめ

お墓の費用相場やその内訳についてお伝えしました。墓地や霊園によっては指定の石材店が定められていることがあるので、事前に調べておくことをおすすめします。

お墓は安ければいいというものでもないので、親族と話し合って納得のいくお墓を購入しましょう。

墓じまいはトラブルが多い?トラブルの事例とその対策

墓じまいをするにあたり、ご家族やご親族と意見が合わずトラブルになってしまったというケースは少なくありません。

ずっと手を合わせてきた大切なお墓のことですから、簡単に決められない心理的なストレスや、現実的な金銭面のトラブルもあるのが事実です。

この記事では墓じまいのトラブルの事例やその対策についてお伝えします。

墓じまいでトラブルが起きやすい理由

墓じまいでトラブルが起きやすい理由の一つに、話し合いが十分にされていないことがあげられます。特にご兄弟が多い親族間ではさまざまな意見があり、なかなか意見がまとまらなかったりします。

親族などのお墓の関係者と十分な話し合いを定期的にすることが大切です。

墓じまいでよくあるトラブルとは

墓じまいでよくあるトラブル事例

親族間でのトラブル

親族間でトラブルとなる多くは、金銭やお墓の在り方についてです。トラブルの根本には、「お墓は残すもの」「先祖のお墓のことが大切」といった想いがあります。

普段あまり親しくない親族がいる場合など、話すのが面倒だからと相談せずに墓じまいを勝手に進めてしまうと、大きなトラブルになってしまいます。

お寺とのトラブル

墓じまいで寺院とトラブルになるのは、主に「離檀」を巡ってのことです。このときに、寺院から高額な請求をされたとトラブルに発展することがあります。

離檀料は、寺院と契約書における取り決めをしていなければ、支払いをする義務はありません。

離檀料は、菩提寺の住職にお世話になった感謝の気持ちを伝えるものとなっているため、払う払わないは檀家側の気持ち次第です。

石材店とのトラブル

墓じまいをするためには石材店に墓石の解体撤去工事を依頼しなければなりません。そのタイミングで、高額な請求をされて石材店と撤去工事費用の見積もりでトラブルになることがあります。

可能な限り複数の石材店から見積もりを取って比較検討をしましょう。

実際にあった墓じまいのトラブルの事例

実際にあった墓じまいに関するトラブルをいくつかご紹介します。

親族間のトラブルの事例

数代続くお墓の墓守りが精神的にも金銭的にも厳しく、墓じまいしたいことを親戚に相談してみると激しく怒られてしまったというトラブルです。

本家のお墓を承継してしまったら、お墓の維持管理には慎重にならなければいけません。承継者の権利を他の人に譲る相談をしてみて、それでも引き受け手がいない時にはじめて墓じまいを検討するのがよいでしょう。

寺院とのトラブルの事例

石材店との契約も済み、工事当日にお寺に出向いたら、住職に工事を拒絶されてしまったというトラブルです。この事例では、住職に工事の件を説明しなかったことがわかりました。

職人や工事用重機が寺院の境内を出入りする許可や、改葬許可申請のための申し出は改葬元の墓地管理者である住職に事前に相談するようにしましょう。

墓じまいのトラブルを防ぐには

悩む老人男性

トラブルが大きくなることを防ぐために、2つの相談先を紹介します。ひとつは国民生活センターです。

国民生活センターでは、お墓やお葬式でよくあるトラブルが掲載されており、悩み相談だけでなく事例も参考にすることができます。

墓じまいのトラブルで困っている方は、一人で悩まず1度相談してみると良いでしょう。

もうひとつは、弁護士さんです。もう自分だけではトラブルを解消できないという場合は、弁護士に相談してもよいでしょう。

感情的になってしまい交渉ができないような場合も、弁護士などへ依頼すると短期間で解決できる可能性が高まります。

まとめ

墓じまいのトラブルの事例やその対策についてお伝えしました。墓じまいでトラブルにならないためには事前に話し合いをすることが大切です。

大地石材では、法律のプロである弁護士のご紹介もいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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